転職サイト、転職エージェントは数多くありますが、その業種を専門に扱う転職サイトも数多くあります。例えば介護系を専門に扱う「かいご畑」、工場系を扱う「工場ワークス」など、いろいろありますが、「タクq」はタクシー求人を専門に扱う求人サイトです。転職先の仕事をタクシードライバーと決めているのであれば、そういった専門の転職サイトを利用するのは確かに賢い選択ですが、タクqを選ぶのは果たして賢い選択と言えるのでしょうか。
口コミ風サイトが多すぎる「タクＱ」
何かを利用しようとしたときに、ネットでそのサービスの評判や口コミを調べることはとても一般的なことだと思います。「サービス名+評判」ですとか、「サービス名+口コミ」などでGoogle検索される方は多いのではないでしょうか。ネットで出てくる口コミや評判は利用者の生の声が聴ける、信頼性の高い情報だと思いがちです。企業がそういったものに対しての対策を講じる前は、確かにそういった情報は確かなものとして、物事の判断基準の一役を担っていたといえるでしょう。しかし、近年では、そういったネットで口コミや評判を検索されたときの対策を企業側が打っていることがあるのです。「タクＱ」はその企業の一つであると考えていますし、かなりそういった対策に重点を置いている企業ではないかと思わざるを得ません。
なぜそういった対策をしなければならないのでしょうか。ユーザーにサービスを提供する以上、それに対する評価は正面から受け止めるべきで包み隠すものではないはずです。サービスを提供するのも受ける側も人間なわけですから、常に100％の満足度が得られないことは仕方ないこともあると思います。サービスの提供に問題がなかったとしも、クレーム気質の人もいるでしょうし、いざ転職先がブラック企業だった、こんなの聞いていなかった、と騒ぎ立てる人がもしかしたらいるのかもしれませんが、あくまでもその判断基準はその人が持っているものですから、必ずしもその声が正しいとも限りません。ですがそんな人はごく一部の人でしょう。
タクQの評判を調べようとしても、リアルな声は表に出てきません。タクQが運営しているであろう口コミ風サイト、転職サイト比較サイトなどで覆い隠されています。なぜこのようなことが事象が発生しているのでしょうか。利用者からの声が表に出てきては困るようなことがあるのでしょうか。通常であれば、真っ当にユーザーに喜ばれるようなサービスを提供さえしていれば、リアルな口コミ、そして評価こそが真にそのサービスのよい広告のように作用するはずです。それを覆い隠すかのような施策をすることは利用者の声が出てきては困るようなことがあるのではないかと勘繰ってしまいます。
あくまでも憶測の域はでませんが、上記のようなことをどうしても考えてしまいます。高額な入社祝い金〇〇円！という文字に踊らされることなく、そのサイトがどのように運営しているのかをしかと自分で考える必要があると思います。転職は人生でとても大きなイベントです。入社してから後悔することの無いように、無駄な時間を費やすことがないようにしていきたいですね。
