2020年の東京オリンピックを控え、外国人観光客の増加が見込まれる東京都では、不足が予測されるタクシードライバーの確保が急務なところもあるようです。ただでさえ求人倍率が高い傾向にあるタクシードライバーですから、十分な人数、タクシードライバーを確保するのは難しいのかもしれませんね。外国人観光客の増加にあたり、英語での対応ができるように対策を講じているタクシー企業もあるようですね。東京都のそれも23区限定でタクシードライバーの求人をサポートする転職サービス「タクサポ」というのがありますが、これはどういったものなのでしょうか。
求人情報が全く見えないのはどうなのか。タクサポのコンシェルジュサービスの実力は。
転職を考えるときには選択肢は多ければ多いほど良いです。選べるということは大変なメリットであることを忘れてはいけません。転職サイトでは転職コンシェルジュといったコンサルティング型を使うか掲載されている求人情報へ応募するか、という形をとることが多いです。もちろん両者それぞれにメリットデメリットはあります。人によって合う合わないも、もちろんあるでしょう。ではどちらかのサービスしか提供しない会社とどちらのサービスも提供する会社では、転職検討者への適切なアドバイスができる可能性は、どちらが高いか、言うまでもなく後者であると思います。
タクサポは都内の株式会社ソーシャル・コアが運営する東京23区のタクシー専門の転職コンシェルジュサービスです。会社としては飲食店経営やイベント企画、職業紹介事業とありますから、職業紹介事業の一環としてタクシードライバーへの転職支援サービスを行っているのでしょう。
コンシェルジュ専門サービスは求人情報が応募するときに全く見えません。応募をし、面談をし、そしてようやく具体的な求人情報とのマッチング作業に入ります。ですので求人掲載型と比較して圧倒的に時間がかかりますし、求人情報がどの程度あり、どういったものがあるのか、自分で比較検討することはできません。あくまでも提案されたタクシー会社と求人内容のなかで吟味する形になります。もちろんそういったケースでじっくり誰かと相談しながら転職活動したほうが安心だ、という方もいるでしょう。ですが求人掲載型も併せて見比べていけたらなおよい転職ができると思いませんか?そういったときにコンサル専門サイトと求人掲載型サイト、行ったり来たりするのは時間の浪費ですので避けたほうがよいでしょう。どちらのサービスも展開するサイトでいいとこどりをするように利用することが賢いです。
専門的でありすぎることはデメリットになりかねません。ある程度は幅を持たせたサービスを展開している企業のほうが経験値と体力があると思いますから、提供するサービスの質にも違いが出てくるはずです。自分がタクシー会社を選択できるよう自分自身のことから準備をするといったことも含め、選択肢は広いほうが良いです。