最近の転職サイトは非常に使い勝手がよい作りになっていることが多いですね。特に特定の業種を専門に扱う転職サイトでは求人情報はどちらの募集も内容が似通ってくることがありますから必要な情報を正しく素早く取得できることは非常にありがたいですよね。ですがそうではないサイトも中にはあります。東京のみならず幅広いエリアのタクシー求人情報を扱うタクqというさいとがありますが、タクqがその一つではないかと思っています。なぜそのようなことが起こるのか、考えてみたいと思います。
転職サイトはユーザーをなんとしてでも入社させるのが目的
当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、そこがビジネスの場であり、金銭が介在するということを忘れないようにしなくてはなりません。転職サイト運営側は、応募者が入職して、稼働してタクシー会社から求人広告費をもらえるのです。当然、沢山入職させるたほうが儲かることになります。
転職時には何かとお金が必要になるケースが多いですよね。何かしらの事情があり、退職せざるを得なかったという場合もあるでしょう。転職活動時の面接に赴くための時間と交通費を工面することも面接する会社が増えていけば馬鹿にならない金額になりかねません。そういった時に入職したときにまとまったお金が手に入る入社祝い金というのはなかなかに魅力的に映るのは事実でしょう。タクqではかなり高額の入社祝い金を設定していますが、サイトのユーザビリティの部分では他サイトに劣る部分があると思います。後発サイトであるならば、一般的にはデザインや操作性は後発サイトのほうがトレンドに沿ったサイトになるはずですが、今一つひと昔前の感じが否めません。情報を正確に素早く入手できるような作りではないかと思います。
求人情報の精査は転職で失敗しないための一番基本的な部分です。後のトラブルのもとになりかねませんからね。しかしそれをわかりやすくさせることなく、高額な入社祝い金で目くらましをしてひとまずは入職させよう、という魂胆がそこにはあるのかもしれません。つまりあえてそういったサイトづくりにしている可能性が考えられるのです。
もちろん、ビジネスとはいえ、真っ当にサービスを提供している企業ももちろんありますし、そういったところがほとんどです。そうでなければ長年に渡り経営を続けていくことは難しいでしょう。
ユーザーに喜ばれるようなサービスを真っ当に提供しているかどうかを見極める必要があるのです。
転職時には時間もお金も惜しいですよね。まとまったお金が手に入る入社祝い金は確かに魅力的ですが、それはあくまでも一時的なお金に過ぎません。生活の中で仕事が占める時間の割合は相当なものです。満足できる転職ができるよう、時間の許す限り情報を精査していくことが大切です。