これから転職をしようとする人たちが利用すると想定されるサービスはいろいろありますよね。退職と同時に転職が難しかった方などは、国が安定した雇用機会を確保することを目的として失地している公共職業安定所「ハローワーク」で失業保険の手続きをするとともに、仕事探しをそのままハローワークで行う、という人もいるでしょうし、マイナビはバイトルNEXTのような総合求人案内サービスを利用する人もいるでしょう。最近では特定の業種を専門に扱う求人掲載サービスを行っているWebサイトを運営している会社もあります。例えば介護職の求人を専門に扱う、東京に本社を置く株式会社ベストパーソンが運営する、「e介護転職」や、大阪に会社がある大阪商運株式会社が運営している「トラックマンJOB」など、あとはアニメ・ゲーム・マンガ関係の求人を扱うサイトや、アパレル関係の仕事を専門にあつかうサイト等、様々な職種ごとの求人掲載サービスサイトがあります。いままで自分がやってきた業種を営んでいる会社であれば、これまでの経験を生かして働くことができますから、転職を考えている方にはこういったサイトはとてもいいですよね。
転職をした人が、同業種へと転職する割合は高い
外資系の人材紹介会社である、ロバートウォルターズが2016年に行った調査では、転職をした人が同業種の会社へと転職したケースの割合が多い結果になりました。男女別にみますと、男性が同業種・同職種に転職した割合は、40.9%、異業種・同職種に転職した割合は、26.5%と高い数字です。女性の場合は同業種・同職種への転職の割合は、23.7%、異業種・同職種へと転職した割合は26.5%です。女性のほうが割合的には低い結果ですが、これは女性が仕事探しをするときに重視する傾向がたかい、労働時間だったり、人間関係、有給の量などを優先順位を高めた転職の結果、これまでと違った職種への転職となるケースが見受けられるからのようです。男性の場合は圧倒的に同業種・同職種への転職の割合が高く、これはやはり今までのスキルを存分に活かせる会社への転職する傾向があると言えるでしょう。全体で見ますと、同業種・同職種への転職の割合は35.5%、次いで高いのが異業種・同職種の29.4%です。このように、やはり転職先は今までの自分が培ってきた経験とスキルを満足に活かせるような会社を選ぶ傾向が強いのです。これはドライバー関係の仕事にはより強い傾向がみられるようです。ドライバー、運転関係の仕事はそれに従事するための免許を取得する必要があるケースが多いため、継続して同業種として働く際に転職先の会社からより重宝される傾向があるからです。タクシー乗務員でいえば、従事するためには二種免許が必要になりますからね。さらに普通自動車運転二種免許の取得にかかる費用はタクシー会社が負担すケースが多いので、この費用を新人採用時にかける必要がなくなるので、タクシー会社としてもすでに普通自動車運転第二種免許を取得している人材は助かるのです。
タクシードライバー専門の転職サイトとは?
先に挙げたように特定の業種を専門に扱う転職サイトはいくつかありますが、タクシードライバー専門の求人サイトももちろんあります。いくつかサイトはありますが、その中に東京の株式会社しごとウェブが運営する「タクQ」というサイトがあります。いくつかあるタクシードライバー専門の求人サイトの中では後発組にあたり、平成24年から運営を開始しています。サイトの作りとしては簡素な部類になるでしょうが、高額な入社祝い金とWeb施策によって最近目にする機会が多くなってきた求人サイトです。個人的にはサイト内の求人検索が使いずらいし、検索して表示される求人情報て見づらくててなんだか微妙だな…と思うところもなくはないのですが、口コミを見てみるとそう悪いことは表立って出てきていないようですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?あまりにもユーザビリティを考えられていないサイトのつくりなため、ユーザー第一な印象はサイトを見るかぎりあまり感じられないのですが、タクQの本当のところはどうなのでしょうか?
SEOってなに?
SEO(対策)という言葉をご存知でしょうか?”Search Engine Optimization”の頭文字で、日本語化すれば検索エンジン最適化、です。平たく言ってしまえば、ネットで検索したときに、Webサイトがより高い順位で表示されるように対策をすることを言います。例えば検索エンジンが有用性が低いと判断し、検索して10ページ目に表示されるようなWebサイトはほとんどユーザーの目に触れることはありません。検索順位を上げることによってそのWebサイトの露出を高めることによって多くのユーザーに見てもらうようにするのです。最近ではどの企業もWeb集客が主となっていますから、この対策を行っているWebサイトは数多くあり、競争の激しい世界です。
あまりにも美辞麗句に飾られる信ぴょう性の薄い口コミは逆SEOの可能性を疑おう
最近は知りたい情報はネットで検索すればすぐに手に入れることができます。しかしその情報の真偽を確かめる方法はありません。あくまでも自分の判断でその得られた情報の取捨選択を行わなくてはなりません。今回のはなしでいえば、タクQの口コミを検索してみればすぐにそれに関する情報を手に入れることができますが、タクQの場合にはそのあまりにその口コミができすぎているのです。SEO対策は基本的にはWebサイトの検索順位を高めることを目的をしていますが、そのノウハウを使って、見られたくないページの順位を下げる、といったことも可能になります。例えば、犯罪者が自身のネガティブな情報を検索結果に表示されにくく対策をする、といった感じです。これを専門に請け負う業者もいます。そのノウハウの一つに、メインのサイトとは別にブログサイトや口コミサイトを自身で作って上位検索結果を取得し、ネガティブな情報を見えにくくする、簡単に言ってしまえば自作自演のWebサイトを複数作ることでネガティブな情報を埋めてしまう、という手法があります。タクQの口コミ掲載サイトには自作自演の匂いが強いのです。これは意識してみてもらえればわかると思うのですが、口コミを調べようとしたときには何かしらネガティブな情報が入ってくるものなのですが、タクQのそれにはそういったものが見受けられないのです。
できすぎた口コミは信用しないようにしてサイトはいくつか見比べるようにしよう
真偽は定かではないのですが、こういったこともある得るんだ、ということを頭のどこかに置いておいてネット検索をすることが大事です。化粧直しされた評価のみをあてにして鵜呑みにするとトラブルもとになりかねませんからね。転職に費やす時間とコストは決して小さなものではありませんからしっかりと情報を見極めるようにしたいですね。